『下北沢ものがたり』という本で、作家のよしもとばななさんのインタビューをした。下北沢については自分も前に「下北沢ノート」という連載を書いたり、「路字」というフリーペーパーを作ったりしていたのだが、Webや電子書籍の仕事にかまけるうちに、いつの間にかフェイドアウトしてしまった。その間も下北沢の変化は続いている。というより、いまがまさにその渦中なのだ。
よしもとばななはこう言った。「下北沢でもいろんな人がいろんなことをやっているが、点が線になっていない」。そのとおりだと思ったので、それをつなげる作業を再開したい。