SAYONARA国立競技場というプロジェクトがある。もうかなりのスケジュールが消化されているのだが、陸上、サッカー、ラグビーといったスポーツイベントのほかに、ももクロやAKB48、(いっしょにするのは申し訳ないが)ポール・マッカートニーといったライブコンサートが企画されている。その一環にスタジアムツアーがあり、競技場の中を解説付きで見ることができる。 そこで、五月一日、ツアーに参加してきた。よく晴れ渡った、まさに「五月晴れ」と言うにふさわしい日だった。
ツアーは一日二回、午前と午後にある。朝十時にはじまる午前の回に行こうと思ったのだが、寝坊してあきらめ、午後二時からの部に行く。思ったより人は多くなかったが、それでも100人はいるらしい。午前の回は200人越えだったというから、昼からでよかった。
まずは正面の1964年時の五輪プレートと金メダリストのモニュメントを見て、競技場のなかに入る。さすがに芝は立ち入り禁止だか(5月31日の本当のファイナルには入れるらしい)、トラックには降りることができる。あたりまえだけれども、きれいに整備されている。 参加者のなかにはスタートラインでクラウチングスタートのポーズをとる者もおり、その昔、予選敗退して、国立で走れなかった悔しい思いが今そのポーズをとらせているのだろうかと、変な妄想がはたらく。
フィールドを存分に見学してから、スタンドに向かう。練習場や貴賓室など、普段は入れない場所も見ることができて、単純にたのしい。 スタンドを登り、間近に聖火台を見る。遠くから見ているとかなり大きく感じるのだが、近くから見ると意外に小さい。データでは、高さ2.1メートル、直径2.1メートル、重さ2.6トン。逆さ円錐形の鋳物である。 東京オリンピックのためにつくられたと思いがちだが、実は、オリンピックの6年前、1958年5月に開催された第3回アジア競技大会用につくったもの。埼玉県川口市の鋳物師親子が手がけ、父が制作途中で他界するも、息子が志をついで仕上げたという。
世界陸上金メダリストのメモリアルプレートが華やかなオリンピックの陰にあってさみしいとか、女子トイレには立って小用を足す便器があるが一度も使われていないとか、日本人初の金メダル(三段跳び)を記念して建てられた「織田ポール」をジャニーズの要請でSMAPのステージをつくるために切った(現在は根元から継がれて復元されている)とか、細かいエピソードもたくさん仕入れることができた。 おおよそ90分の見学コースを終え、最後にもう一度スタンドに立って競技場全体をファインダーから眺めた。掲載したのはその時の写真である。雲ひとつない五月の空が写っている。
"I'm from Libya," he said. I don't know what to say. It's as if he'd told me he'd just come from his father's funeral.
The first specialty coffee shop in Ikebukuro and Junkudo (bookstore) resonate.
Editing is interpreting.
The Riddle of Steel.
The man stands motionless in a crush of white-shirted salarymen, as they swarm past him, toward the single escalator.
Rêve de centre commercial-piscine
Sparrow Noise
Birthday walk home
"Dear Cigarettes"