明治公園の東側(日本青年館側)に一段高くなっているところがあって、訪ねてきた人の格好の休憩所になっている。今、その一角に囲い柵が作られていて、番号がついた石がたくさん置かれている。すでに公園の西側(外苑西通り側)では、調査のための工事が終わっているので、その時に移動したものなのかもしれない。捕らえられ、番号を振られた姿は、石といえども痛々しい。
気をつけて見てみると、日本青年館の生垣にも番号がつけられた木がある。すでに取り壊しの準備がはじまっているのだろう。低木中心に養生テープが巻かれ、そこにマーカーで番号が記されている。
気になるのはナンバリングされていない木たちで、どうしてこのツツジには番号がないのか、番号のない草木はゴミといっしょに棄てられてしまうのだろうか、その線引きはどうやって決めているのだろう、と、さまざまな「?」が浮かんでくる。大きな樹木にどれも番号がないのは、番号なしでも管理可能だからなのか、それともすべて廃棄するからなのか。
自然に生えている草木もあるだろうと検索してみたら、2004年に東京都建設局が発表した「明治公園マネジメントプラン」に行きあたった。そこに「公園周辺の潜在自然植生は、シラカシ群集・典型亜群集と推察され……」とある。
典型亜群衆という聞きなれない言葉があったので調べたら、さまざまに影響を及ぼしあって生活している多様な生物のあつまりを、その多様な関係もひっくるめて、「群集」と呼ぶらしい。説明を読めば人間の群衆より濃密な関係をイメージするが、生態学的には人も植物も同じと考えていいようだ。「亜」は、基準より小さいことをあらわす接頭語である。
植物社会学では、群衆は association で、その上位の群落を community という。明治公園アソシエーションは、新宿御苑から神宮外苑、赤坂御用地へと連なるグリーンベルトに属している。その周辺には、代々木公園、明治神宮、青山霊園などの大規模緑地があり、神社や学校、児童公園などを含めると、神宮外苑を中心に、大きなコミュニティを形成していることがわかる。
そのコミュニティのなかの小さな木に、誰かが番号を振っている。そんなことを考えていたら、この石の写真が、とてつもなく気味悪いものに思えてきた。
"I'm from Libya," he said. I don't know what to say. It's as if he'd told me he'd just come from his father's funeral.
The first specialty coffee shop in Ikebukuro and Junkudo (bookstore) resonate.
Editing is interpreting.
The Riddle of Steel.
The man stands motionless in a crush of white-shirted salarymen, as they swarm past him, toward the single escalator.
Rêve de centre commercial-piscine
Sparrow Noise
Birthday walk home
"Dear Cigarettes"